財団の活動事例

文化財赤十字活動の普及啓発冊子『世界の文化遺跡と日本を考える』配布事業


冊子表紙

 財団は、(財)日本宝くじ協会からの助成を得て、1996年度(平成8年度)より12年の間、文化財保護の普及啓発冊子『世界の文化遺跡と日本を考える』の無償配布を行ってまいりました。
 ユネスコ親善大使及びユネスコ世界遺産特別顧問でもある平山理事長は、世界の文化財保護の活動を精力的に展開し、人類の守るべき貴重な文化遺産を後世に伝えていこうと「文化財赤十字構想」を提唱しています。
 この冊子は1994年(平成6年)、朝日ヤングセッションの企画として、次代を担う高校生を対象に開催された講演会の講演録を中核とし、副教材として使用できるように編集したものです。また、巻末には、配布する都道府県の文化財の記事を教育委員会からご寄稿いただき掲載しています。
 配布は次代を担う青年、特に文化財に強い関心を持つ修学旅行該当学年の高等学校生を対象に各都道府県の教育委員会のご協力を得て行いました。

 この配布事業は、2008年度(平成20年度)で最終年度となりました。2008年度は、過去に配布したことのない都道府県の高等学校と図書館を対象に配布しました。

  • 1996年度(平成8年度)  富山県、奈良県
  • 1997年度(平成9年度)  茨城県、広島県
  • 1998年度(平成10年度) 新潟県、島根県
  • 1999年度(平成11年度) 埼玉県、佐賀県
  • 2000年度(平成12年度) 岩手県、岡山県
  • 2001年度(平成13年度) 山形県、岐阜県
  • 2002年度(平成14年度) 青森県、熊本県
  • 2003年度(平成15年度) 福島県、愛媛県
  • 2004年度(平成16年度) 秋田県、滋賀県、徳島県
  • 2005年度(平成17年度) 栃木県、長崎県
  • 2006年度(平成18年度) 宮城県、石川県
  • 2007年度(平成19年度) 山梨県、香川県、長野県
  • 2008年度(平成20年度) 北海道、東京都、沖縄県、他18府県
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