文化財保護・芸術研究助成財団のあゆみ
2004200520062007|2008|2009201020112012201320142015

■2008(平成20)年度

寄附行為第4条の定めに従い、次の事業を行った。


■文化財保存修復助成事業

【美術工芸品の保存修復に対する助成】
  1. 茨城県  益田山神善寺 木造釈迦涅槃像の保存修理
  2. 栃木県  仏生寺 木造十二神将立像の修理
  3. 神奈川県 總持寺 絹本著色十六羅漢図4幅の修理
  4. 山梨県  向嶽寺 向嶽寺文書朱引図の保存修理
  5. 三重県  東明寺 木造薬師如来立像の修理
  6. 兵庫県  利生寺 木造阿弥陀如来立像の修理
  7. 高知県  豊楽寺 木造日光・月光菩薩立像の修理
  8. 熊本県  荒茂毘沙門堂管理組合  木造金剛力士阿形の保存修理
【有形民俗文化財の保存修復に対する助成】
  1. 富山県 八尾町東町曳山保存会  八尾町祭礼曳山の修理
【建造物の保存修復に対する助成】
  1. 山形県  天満神社   天満神社本殿・拝殿の修理
  2. 福島県 (株)素対館  旧中畑陣屋主屋の修理
  3. 千葉県  日本基督教団千葉教会 千葉教会教会堂の修理
  4. 長野県  若一王子神社 若一王子神社三重塔の修理
  5. 岐阜県  洲原神社   洲原神社本殿の修理
  6. 静岡県  龍潭寺  龍潭寺本堂の保存修理
  7. 愛知県  龍源寺  龍源寺黒門の保存修理
  8. 奈良県  薬園八幡神社 薬園八幡神社本殿の修理
  9. 鳥取県  大神山神社  大神山神社奥宮神門の修理
  10. 岡山県  三尾寺  三尾寺本堂の修理
  11. 山口県  正八幡宮   正八幡宮鐘楼の修理
  12. 長崎県  お告げのマリア修道会 ド・ロ神父遺跡の修理
【新潟中越沖地震・能登半島地震の被災文化財の復興支援】
  1. 新潟県 二田物部神社  木造狛犬及び収蔵庫の修理
  2. 新潟県 天昌寺  木造観世音菩薩坐像の修理
  3. 新潟県 天昌寺  木造持国天立像・多聞天立像の修理
  4. 新潟県 高野信義   木造毘沙門天立像の修理
  5. 新潟県 能生白山神社  木造不動明王立像の修理
  6. 石川県 来迎寺  木造阿弥陀如来坐像の修理

■芸術研究等助成事業

  1. 「吉岡孝悦作曲マリンバ打楽器アンサンブル作品演奏会」
    (日本打楽器協会  吉岡孝悦)
  2. 「和楽の美」邦楽でつづる『平家の物語』~祇園精舎の鐘の聲
    (東京芸術大学音楽学部教授 三浦正義)
  3. 「藝大アーツイン丸の内」
    (東京芸術大学長 宮田亮平)
  4. 「学術研究誌『カリスタ美学・藝術論研究』第15号の出版
    (千葉科学大学薬学部教授 大熊治生)
  5. 「国宝源氏物語絵巻現状模写研究」
    (東京芸術大学美術学部教授 手塚雄二)
  6. 「拡散接合技術を応用した杢目金技法の研究」
    (金沢美術工芸大学工芸科准教授 原  智)
  7. 「イスラーム陶器の地域内流通調査とデータベース作成」
    (金沢大学文学部教授 佐々木達夫)
  8. 「鎌倉時代阿弥陀立像の木寄せ構造の確立と基準サンプルの作成と応用」
    ~小西大閑堂阿弥陀如来及び小山寺如来立像修復に基づく検証~
    (大正大学文学部歴史文化学科教授 副島弘道)
  9. 「日本及び東洋絵画の保存修復研究」
    (東京芸術大学大学院文化財保存学教授 宮廻正明)
  10. 「保存・修復用語事典 翻訳版(英語)の作成」
    (東京芸術大学大学院文化財保存学教授 田渕俊夫)
  11. 福山と北京を結ぶ芸術と教育 「現代の国画」
    (ふくやま美術館学芸次長 谷藤史彦)
  12. 「第76回日本版画協会展特別陳列 ~アメリカ現代版画展~」
    (日本版画協会理事長 中林忠良)
  13. 「組積造文化財建造物の構造調査に関する研究」
    (文化財建造物保存技術協会理事長 濱島正士)
  14. 「文化財保存修復専門家養成実践セミナー」
    (NPO法人文化財保存支援機構副理事長 西浦忠輝)
  15. 「日中平和友好条約30周年記念芸術展」
    (日中平和友好条約30周年記念芸術展実行委員会委員長 神田俊甫)
  16. 国際研究集会「"オリジナルの行方~新しい文化財アーカイブ構築のために~」
    (東京文化財研究所企画情報部長 中野照男)
  17. 「第16回国際記念物遺跡会議(ICOMOS)総会」出席
    (日本イコモス国内委員会委員長 前野まさる)
  18. 「第16回国際記念物遺跡会議(ICOMOS)総会及び執行委員会」出席
    (国士舘大学イラク古代文化研究所教授 岡田保良)

■国際協力事業

【敦煌研究院関係助成】
  1. 1998年12月10日付で合意された、人材育成等の援助計画に関する覚書に基づき、敦煌研究院より研究員2名の招致助成
    (張 小剛 沙 武田)
  2. 敦煌莫高窟の保存に関する日中共同人材育成事業(5年計画3年目)
    (東京文化財研究所文化遺産国際協力センター保存計画研究室長 岡田 健)
  3. 日本書道博物館所蔵敦煌トルファン古文書についての調査
    (敦煌研究院考古研究所長 劉 永増)
【アンコール遺跡保存修復事業に関して下記の助成を行った】
  1. プレ・アンコール、サンボー・プレイ・クック遺跡群の保存修復事業
    (日本国政府アンコール遺跡救済チーム(JSA) 団長 中川武)
【在外日本古美術品保存修復協力事業に関して次の助成を行った】
  1. 在外日本古美術品保存修復協力事業に対する助成
    (東京文化財研究所保存修復科学センター副センター長 川野邊 渉)
【日中韓文化交流フォーラム関連事業として、次の事業を助成した】
  1. 日韓国際シンポジウム「文化財建造物の彩色と壁画の保存修復」
    (元興寺文化財研究所彩色資料修復室部長 山内 章)
【その他、下記事業の実施に対する助成を行った】
  1. 「ヴェリキ・クルチミールの壁画の修復と保全」
    (岡山大学大学院社会文化科学研究科准教授 鐸木道剛)
  2. 「ダルヴェルジン・テパ出土遺物の調査研究」
    (創価大学シルクロード研究センター客員研究員 川崎建三)
  3. 「西安市との文物保護をめぐる共同研究」
    (京都造形芸術大学教授 岡田文男)
  4. 中央アジア諸国の考古資料の研究調査及び保存修復に係る人材育成と技術移転
    (サイバー大学世界遺産学部准教授 西山伸一)

■重点助成事業として、次の事業行った。

【尼門跡寺院文化財保存修復助成事業】
  1. 光明宗法華寺所蔵 「尼僧人形法衣の保存修理」
  2. 曇華院所蔵 「十界双録」(別称:仏法往生双六)の保存修理
【陝西唐代陵墓石彫像保存修理事業】
  1. 陝西唐代陵墓石彫像保存修理協力事業(東京文化財研究所)
  2. 陝西唐代陵墓石彫像保存修理事業専門委員会(陝西省西安市)
【シルクロード文化財保護フェローシップ事業】
  1. シルクロード文化財保護フェローシップ助成事業(中国国家文物局)
  2. シルクロード文化財保護フェローシップ協力事業(東京文化財研究所)
【アフガニスタン文化財復興支援事業】
  1. アフガニスタン流出文化財壁画片の保存修復
    (東京芸術大学大学院文化財保存学保存教授 木島隆康)

■文化財の保護及び芸術振興に関する出版物の刊行、講演会の開催、その他普及広報活動に関連し次の事業を行った。

【日中韓文化交流フォーラム韓国(済州島)会議の開催】
  • 会期:平成20年11月27日(木)
  • 会場:韓国済州島
【「妙高夏の芸術学校」の共催】
【「美の継承展」を後援】
【世界文化遺産写真展「アンコール遺跡の尊顔」展を後援】
【「第3回東アジア紙文化財保存修復シンポジウム」を後援】
【「フォーラム2008 世界遺産・敦煌からの伝言」を後援】
【「偉大なるシルクロード芸術特別展」を後援】
【「文化人・芸能人の多才な美術展」を後援】
【第3回「文化財保存・修復-読売あをによし賞」を後援】
【文化遺産国際協力コンソーシアムシンポジウム」~文化遺産の豊かさをすべての人の手に~ を後援】
【啓発冊子「世界の文化遺跡と日本を考える」の発行(第13年次)】
文化財保護啓蒙のための啓発冊子を発行
発行部数:20,000部
配布先:東京都、大阪府、他21県の高等学校及び公立図書館
この事業は宝くじの普及宣伝事業として助成を受けて行われました。
【広報誌「絲綢之路」の発行】
  • 第57号(2008-夏) 平成20年 6月15日発行
  • 第58号(2008-秋) 平成20年10月15日発行
  • 第59号(2009-新春)平成21年 1月31日発行
  • 発行部数:各2,000部
  • 配布先:賛助会員、理事、評議員等関係者に無償配布
【在外日本古美術品保存修復プロジェクトのためのカレンダー基金募金活動】
  • 募集期間:平成20年11月~12月
  • 制作題材:ウィーン応用美術館所蔵「源平合戦図屏風」
  • 募金応募件数:5,364口(募金額 11,711,216円)
  • 制作協力:東京文化財研究所